こんにちは、川上技建です🌳
北海道の苫小牧市で住宅の新築工事、リノベーション工事、リフォーム工事、アパートなどの設計・施工を手がけています。
冬になり、窓から入る冷たい空気に悩んでいませんか?窓は部屋の中でも特に冷気が入りやすい場所です。対策を怠ると、室温が下がり快適な暮らしを損なうだけでなく、暖房効率が悪化して光熱費がかさむ原因にもなります。
そこで今回は、創業35年以上の実績を誇る川上技建が、手軽にできるDIYの寒さ対策から、本格的な断熱リフォームまで、状況に応じたさまざまな方法をご紹介します。
この記事を参考に、部屋を効率的に暖める対策を始めましょう!
なお、弊社は窓のリフォームにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
▼目次
窓からの冷気を防ぐ3つの理由とは?
冬になると、窓からの冷たい空気に悩む人が多いのではないでしょうか。窓は外気との境界線であるため、冷気が入りやすい場所です。
冷気を防ぐ理由として下記の3つが挙げられます。
- 快適な住環境を保つため
- 結露を防ぎ、室内環境を守るため
- 暖房費を抑え、省エネを実現するため
窓からの冷気を防いで、快適さ、健康、経済性を同時に手に入れましょう。
1. 快適な住環境を保つため
窓は外気と直接触れる場所で、冷たい空気が入りやすく、部屋全体を冷やしてしまいます。特に冬場は、窓から約60%もの空気が流れ込んだり流れ出たりしていると言われます。冷気を防ぐことで、部屋の温度が安定し、快適な住環境を維持できるのです。
画像出典:経済産業省 資源エネルギー庁
2. 結露を防ぎ、室内環境を守るため
室内の暖かい空気が冷たい窓に触れると、結露が発生します。結露を放置すると、カビやダニが発生しやすくなり、健康にも悪影響です。冷気を遮断することで、結露の発生を抑え、清潔な室内環境を保てます。
3. 暖房費を抑え、省エネを実現するため
冷気を防ぐと暖房効率がアップします。部屋を暖めるエネルギーが少なくて済むため、光熱費が節約できるだけでなく、環境にも優しい暮らしが実現します。経済的なメリットとエコの両方が得られるのは、大きな魅力です。
自分でできる5つの窓の寒さ対策5選
窓の寒さ対策は、専門的な工事をしなくても自分で簡単に行える方法がたくさんあります。
- 窓用断熱シートを貼る
- 簡易二重窓をDIYで設置
- カーテンやブラインドを見直す
- 冷気ストップボードを使用する
- ボトムシーラーで隙間をふさぐ
少しの工夫で冷気を防ぎ、快適な住まいを手に入れるために、実践しやすい対策を紹介します。
1.窓用断熱シートを貼る
窓用断熱シートは、窓ガラスに直接貼るだけで冷気を遮断し、室内の暖かさを保ちます。取り付けは簡単で、窓を拭いてシートを密着させるだけです。初めての人でも気軽に使える寒さ対策の基本アイテムです。
内部リンク:窓断熱対策:快適な生活のための対策とは?
2.簡易二重窓をDIYで設置
既存の窓にもう1枚窓を追加する簡易二重窓は、断熱性を大幅に向上させます。専用キットはホームセンターやネットで手に入るので、DIY初心者でも簡単に設置できます。二重窓の間にできる空気の層が冷気をシャットアウトし、暖房効率を高めるだけでなく、結露も防ぐ点が特徴です。
3.カーテンやブラインドを見直す
断熱効果の高いカーテンや遮光カーテン、ハニカム構造のブラインドを使うことで冷気を軽減できます。床までしっかり覆える長さのカーテンを選ぶと、さらに効果的です。ブラインドも素材やデザインを工夫して、断熱性の高いものを選びましょう。
4.冷気ストップボードを使用する
冷気ストップボードは、窓枠に貼るだけで冷気を遮断できる便利なアイテムです。取り付けが簡単で、冬の間だけ使えるため、季節ごとに取り外しができます。手軽に寒さ対策をしたい方におすすめです。
5.ボトムシーラーで隙間をふさぐ
窓の下部から入り込む冷気は、ボトムシーラーでしっかり防げます。ゴムやスポンジ製のシーラーは簡単にカットでき、初心者でも扱いやすい素材です。隙間を埋めることで暖房効率がアップし、室内の温度が安定します。
窓のリフォームによる寒さ対策も検討しよう
簡単な対策では不十分と感じる場合、本格的なリフォームを検討するのも一つの方法です。
- 内窓を設置する
- ペアガラス(複層ガラス)に交換する
- 窓枠を樹脂サッシにする
- シャッターや雨戸を設置する
窓の構造を根本的に改善することで、断熱効果をさらに高められます。
内窓を設置する
内窓を追加すると、二重構造となり、窓と窓の間にできる空気の層が断熱効果を高めます。簡易的な内窓よりも密閉性が高いため、寒さ対策として非常に効果的です。設置するだけで冷暖房効率がアップし、年間を通じて快適な室温を維持できます。
ペアガラス(複層ガラス)に交換する
ペアガラスは、2枚のガラスの間に空気やガスの層を挟む構造で、熱伝導率が低く断熱性に優れています。結露の防止にも効果的で、室内環境をより快適にするリフォーム方法です。
窓枠を樹脂サッシにする
アルミ製の窓枠を樹脂サッシに交換すると、断熱性能が大幅に向上します。樹脂サッシは金属製よりも熱を通しにくく、冷気や結露を防ぐ効果があります。コストを抑えたい場合には、アルミ樹脂複合サッシという選択肢も検討できます。
シャッターや雨戸を設置する
シャッターや雨戸を取り付けることで、窓の外側から冷気を遮断できます。寒さ対策に加えて、防犯性や遮音性を高める効果もあるため、住まい全体の快適性が向上します。
窓以外にできる部屋の3つの寒さ対策
寒さ対策といえば窓に目が行きがちですが、部屋全体を暖かく保つには以下の3つのポイントにも注目しましょう。
- ドアや壁の隙間をふさぐ
- 床にカーペットやラグを敷く
- 暖房器具の配置場所に工夫し加湿器を活用する
ドアや床、暖房器具の使い方を工夫することで、室内の冷えを防ぐことができます。
ドアや壁の隙間をふさぐ
冷気は窓だけでなく、ドアや壁の隙間からも入り込むことがあります。特に玄関や廊下につながるドアは外気との接点が多く、冷たい空気が侵入しやすい箇所です。隙間テープやドアシーラーを使い、目に見える隙間をしっかりふさぐことで、暖かさを逃がさず室温を安定させることができます。
床にカーペットやラグを敷く
フローリングの床は熱を逃がしやすいため、断熱性のあるカーペットやラグを敷くと足元の冷えを軽減できます。また、床下に断熱材を敷くことでさらに冷気を防ぎ、暖房効率が大幅に向上します。足元の暖かさを保つだけでなく、部屋全体の快適さを底上げできる、一石二鳥の方法です。
暖房器具の配置場所に工夫し加湿器を活用する
暖房器具は、部屋の中央や暖気が循環しやすい位置に配置すると効果的です。さらに、加湿器を併用することで適度な湿度を保つと、体感温度が上がり寒さを和らげられます。湿度を40〜60%に保つことを目指すと、快適な室温に感じられ、暖房効率もアップします。
まとめ|窓の寒さ対策をして快適な冬を過ごそう
窓の寒さ対策をしっかり行うことで、快適な住環境を保ち、結露や暖房費の問題を解消できます。窓からの冷気を防ぐことは、健康や経済面、そして地球環境にも良い影響を与えます。まずは断熱シートや簡易二重窓の設置、カーテンの見直しといった、手軽に始められる方法から実践してみましょう。
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川上技建は創業から30年以上、北海道苫小牧市を拠点に活動しています。ご相談から設計・施工まで自社による一貫対応を強みとしています。
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