こんにちは、川上技建です🌳
マイホームを購入する方法として、注文住宅と建売住宅の2つの選択肢が挙げられます。
しかし、「注文住宅と建売住宅のどちらがいいんだろう?」と迷っている方は多いのではないでしょうか。そもそも、両者の違いがよく分からないという方もいるかもしれません。
そこで今回は、創業35年以上の実績を誇る川上技建が、注文住宅と建売住宅の違いを分かりやすく解説します。
マイホーム購入は人生でもっとも大きな買い物の1つです。後悔や失敗のない選択ができるよう、必要な情報をしっかりお伝えしていくので、ぜひ参考にしてください。
▼目次
注文住宅と建売住宅の違いは?価格や入居までの流れ
注文住宅と建売住宅の違いは何か、どんな特徴があるか知ることは、マイホームを購入する上でとても重要です。
ここでは、注文住宅と建売住宅の違いについて、価格や入居までの流れを含めて比較していきます。
注文住宅と建売住宅の違いとは?
新築のマイホームを購入する方法には、注文住宅と建売住宅の2種類があります。
通常の注文住宅は、はじめに土地を購入し、自分たちで建築会社を選んで建築請負契約を結ぶ流れになります。土地と建物を別々に購入するため、土地を選んでから建築会社を決める、あるいはその逆も可能です。建築時期も自由に決められます。
注文住宅には土地付き注文住宅と呼ばれるものもあります。土地付き注文住宅は、土地購入の条件として建築会社や建築時期が指定されているのが特徴的です。以降、この記事では土地付き注文住宅を注文住宅と呼びます。
一方、建売住宅とは、不動産会社などが土地と建物をセットで販売している新築住宅のことです。完成済みの建物を購入する場合、短期間で入居できます。
注文住宅は「マイホームを建てる」と表現できますが、建売住宅は「マイホームを購入する」という表現の方が適しているでしょう。
内部リンク:建築条件付き土地とは?土地選びから契約・注意点まで徹底解説
注文住宅と建売住宅の価格差はどれくらい?
2023年度フラット35利用者調査によると、注文住宅の所要資金は4,903万円、建売住宅の所要資金は3,603万円という結果になっています。注文住宅と建売住宅の価格差は1,300万円と、注文住宅の方が高いことがわかります。
ただし、実際には地域や建物の大きさによって価格が異なるため、この結果はあくまでも目安として捉えましょう。
注文住宅の特徴とメリット・デメリット
注文住宅の最大のメリットは、設計の自由度が高いことです。建築会社の指定はあるものの、間取りや内外装、材料など細かな部分を自分たちで決められます。家族構成やライフスタイル、好みに合わせて設計できるため、家づくりの満足度が高くなりやすいです。
また、子供が増えた時のリフォームを見据えた間取りにしたい、高齢者がいるのでバリアフリー住宅にしたい、などの希望も叶えられます。
注文住宅のデメリットはコストがかかりやすいこと、完成時のイメージがしにくい場合があることがあげられます。あまりにこだわりすぎると予算オーバーしやすくなるため、余裕を持った資金計画が必要です。あらかじめ建築会社に予算を伝えておくことで対策しましょう。
注文住宅の完成イメージが沸かないときは、建築会社のモデルハウスを見学するのがおすすめです。間取りや広さ、デザイン性だけでなく、機能性や快適性、動線などもチェックしておきましょう。
建売住宅の特徴とメリット・デメリット
建売住宅の最大のメリットとして、コストを抑えやすいことが挙げられます。
建売住宅の多くは規格化されているため、建材や設備を大量に仕入れることができ、建築コストが抑えられるのです。使用する部材や設備が決められている分、価格も明確になっており、注文住宅に比べて資金計画しやすいでしょう。
広い土地を分割して複数の住宅を建てるケースが多く、街並みが綺麗なのも魅力。完成した建物が見られるため、入居後の生活イメージも湧きやすいです。
建売住宅のデメリットは、間取りの変更ができないこと、設備や材料の選択肢が狭いことです。建売住宅は建物がすでに完成している、または設計プランが決められているため、注文住宅に比べて設計の自由度が低くなります。理想のマイホームを実現するには、希望に近い物件を見つける必要があるでしょう。
建売住宅では工事過程が見られないため、施工不良や不具合などが確認しにくい点に注意しなければなりません。手抜き工事のリスクを避けるため、実績や信頼性のある建築会社を選ぶことが大切です。
注文住宅と建売住宅はどっちがいい?
新築住宅を購入する方法として注文住宅と建売住宅のどちらがよいのか、それぞれおすすめな人の特徴をまとめます。
注文住宅はこんな人におすすめ
- 家づくりにこだわりがある
- スケジュールに余裕がある
- 家を建てるエリアを選びたい
- 設備や性能を自由に選びたい
- オリジナリティを重視する
注文住宅は、コストや施工期間、手間がかかっても、家づくりに徹底的にこだわりたい人に向いています。オーダーメイドで設計可能なため、マイホームに譲れないコンセプトがある場合にも実現しやすいです。
間取りやデザインなどで具体的なイメージがあるならば、注文住宅をおすすめします。
建売住宅はこんな人におすすめ
- 間取りや設計をお任せしたい
- スケジュールに余裕がない
- 定番のデザインから選びたい
- ファミリー層が住むエリアに住みたい
- 設備や機能にこだわらない
建売住宅は、家づくりに細かなこだわりがなく、できるだけコストを抑えたい人に向いています。低価格で売り出すため郊外に立地していることが多く、落ち着いた住環境である場合が多いです。
設計プランを一から考える必要がないので、短期間で入居したい人には建売住宅をおすすめします。
注文住宅と建売住宅で迷った時の検討方法
注文住宅と建売住宅のどちらがいいか迷い、どうしても決めかねる場合があると思います。ここからは、マイホーム取得の方法をどのような手順で検討するのかを解説します。
マイホームで外せないポイントを絞る
理想のマイホームを作るのに絶対に外せないポイントをいくつかに絞ります。
間取りや設備、性能、立地など、具体的にシミュレーションすることが大切です。
「注文住宅を選んだ場合、予算内に収まるのか」「建売住宅でもポイントを押さえることはできるのか」という点を家族で話し合いましょう。
モデルハウスや売り出し中の建売住宅を見学する
注文住宅を施工する建築会社のモデルハウスや、実際に売り出されている建売住宅の見学を行い、イメージをより具体化します。
理想のマイホームを実現できる建売住宅があれば好都合ですが、100%希望に合致する物件を見つけることはなかなか難しいものです。そこで、理想に近い建売住宅があった場合に、妥協できる点があるのかも検討します。
注文住宅を検討する際の情報収集の方法、モデルハウス見学のコツについては以下の記事で詳しく解説しているので、併せて参考にしてください。
内部リンク:注文住宅のロードマップ-情報収集の方法と土地選びの基礎知識-
注文住宅の業者に相談・見積もり依頼する
注文住宅の予算が心配な方は、設計・施工を行う業者に相談や見積もり依頼をするのがおすすめです。見積もりだけでも可能な業者は多いため、予算や間取り、その他希望事項があればしっかりと伝え、できるだけ正確な金額を出してもらいましょう。
注文住宅を建てる際の選択肢には、ハウスメーカーと工務店の2つがあります。ハウスメーカーと工務店の選び方については、下記リンク先を参考にしてください。
内部リンク:ハウスメーカーと工務店の選び方
ハウスメーカーと地場工務店、どっちがあなたに合う?選び方のポイント解説
まとめ
注文住宅と建売住宅にはそれぞれ違ったメリット・デメリットがあります。どちらを選ぶか迷った時は、建築会社に相談したりモデルハウス・建売住宅を見学したりして、希望に近い提案をしてもらうことが大切です。
私たち川上技建は、注文住宅と建売住宅のどちらにも対応しています。予算がネックとなり注文住宅を諦めている方でも、予算内で理想のマイホームを叶えられるようサポートしています。川上技建では、見積もりのみのご相談ももちろん大歓迎です!
3月中旬に苫小牧市山手町に新しいモデルハウスをオープン予定です。平屋の3LDKなので、ご家族で注文住宅をお考えの方にも、ぜひ参考にしていただければと思います。見学のお申込みも受付中なので、お気軽にご相談ください。