こんにちは、川上技建です🌳
北海道の苫小牧市で住宅の新築工事、リノベーション工事、リフォーム工事、アパートなどの設計・施工を手がけています。
北海道に住んでいると、住宅の湿気に悩むことがありますよね。気に入って建てた注文住宅も、湿気を放置するとさまざまなデメリットが生じます。北海道の住宅は湿気が生じやすいため、日頃の湿気対策が欠かせません。
そこで今回は、創業35年以上の実績を誇る川上技建が、注文住宅のカビ対策について、以下のポイントを具体的にわかりやすく解説します。
適切な湿度で快適な住まいを実現するために、ぜひ参考にしてください。
「北海道で注文住宅について相談したい」という方は、ぜひ川上技建までお気軽にお問い合わせください。
▼目次
北海道の注文住宅で湿気が生じやすいのはなぜ?
北海道の注文住宅は、他の都府県の住宅に比べて湿気が生じやすい傾向にあります。
では、北海道で湿気が生じやすい理由は何でしょうか。
ここでは、それぞれの原因を詳しく解説します。
洗濯物を部屋干しする傾向にある
全国的には、晴れた日は洗濯物を外に干す家庭がほとんどだと思います。しかし、北海道や北日本などの寒冷地では、冬に洗濯物を外に干さず、部屋干しする傾向にあります。
その理由として、以下の3つの理由が関係しています。
1.北海道には雪虫がいる
北海道では、雪虫と呼ばれるアブラムシの一種が大量発生することがあります。雪虫は衣服に付着しやすく、白い綿毛のようなものが目立ちやすいです。死骸から洗濯物の生乾きに似た臭いがすることから、北海道では洗濯物を外に干さないことがあります。
2.シラカバ花粉などの花粉が多い
北海道では、4月下旬から6月上旬にかけて、シラカバ花粉などの花粉が多く飛散します。
苫小牧市や札幌市、旭川市などでは、スギ花粉よりもシラカバ花粉の方が多いという報告もあるくらいです。こうした花粉によるアレルギー症状を避けるため、北海道では洗濯物を部屋干しする傾向にあります。
3.冬は洗濯物が凍る
北海道は寒冷地で、地域によっては日中でも氷点下になることがあります。そのため、濡れた洗濯物を外に干すと凍ってしまい、乾きません。多くの家庭では、洗濯物を部屋干しします。
上記の理由から、北海道では洗濯物を部屋干しする傾向が強く、室内の湿度が上昇して湿気が生じ、結露ができやすくなります。
高気密・高断熱の住宅が多い
北海道には、寒冷な気候を考慮した、高気密・高断熱住宅が多いです。
高気密・高断熱住宅とは、建物内の温度を一定に保つため、気密性や断熱性を高めた住宅です。通常の住宅に比べて、隙間がなく高性能な断熱材が使用されているため、屋外からの外気や温度を遮断し、室内の暖気・冷気を逃さない機能に優れています。
高気密・高断熱住宅の最大のメリットは、夏は涼しく冬は暖かく過ごせることです。
冷暖房効率がよいため、省エネや電気代節約にも効果があります。
しかし、メリットがある反面、室内外の温度差が生じて湿気が生じやすいデメリットもあるのです。
注文住宅で湿気を放置すると起こる4つのデメリット
注文住宅の湿気は、窓の水滴や家具の変色、変形など目に見える問題を引き起こします。それだけでなく、住宅そのものや人体にも悪影響を及ぼしかねません。
ここでは、注文住宅で湿気を放置すると起こる4つのデメリットを詳しく解説します。
カビやダニの繁殖による健康被害
北海道の気候条件は、「夏は温暖で冬は寒さが厳しい」のが特徴的です。特に冬は、室内で暖房を使用するため、室内外で温度差が生じ、湿気が発生しやすくなります。
湿気が高い状態が続くと、カビやダニが繁殖しやすくなり、さまざまな健康被害が生じます。アレルギー症状として、鼻水やくしゃみ、咳、目のかゆみなどが生じることがあり、喘息やアトピーなどが悪化しかねません。
日常生活に支障をきたすケースもあるので、カビやダニによる健康被害は深刻なものととらえる必要があるでしょう。
湿度の高さによる熱中症リスク向上
夏が涼しいイメージのある北海道でも、熱中症になる人が増えています。
熱中症は屋外でのみ起こるわけではありません。室内の涼しい環境でも、湿度が高いと汗の蒸発が妨げられ、熱中症リスクが高まります。湿気を放置することで、室内の湿度が上がり、熱中症になる可能性があることを考慮しましょう。
細菌による食中毒のリスク向上
冷房の効いた涼しい環境でも、湿度が高いと細菌による食中毒リスクが高まります。
北海道では、以下の基準で食中毒警報が発令されています。
・日中の最高気温28度以上が予想される
・前2日間の各日中最低気温が20度以上、かつ湿度が85%以上
・前2日間の各日中平均気温が23度以上、かつ湿度が85%以上
・その他保健所長が特に必要と認める場合
食中毒警報が発令された時は、特に細菌が繁殖しやすく、食中毒リスクが高まるため注意が必要です。
参考:食中毒警報発令状況 - 保健福祉部健康安全局食品衛生課
住宅の劣化や倒壊リスク向上
注文住宅で湿気が多いと、カビやシロアリが発生しやすくなります。
カビは木材の強度を低下させる恐れがあり、家の寿命を縮める原因の1つです。また、カビが生えている場所は湿気が多く、腐朽菌やシロアリが好む環境でもあります。
腐朽菌はカビよりも木材の奥に侵入するため、木材を分解して腐らせる恐れがあるものです。また、シロアリは、木材の内部をエサに広がっていくので、被害が拡大すると家の基礎部分が深刻なダメージを受ける可能性があります。
最悪の場合、住宅の劣化を進め、倒壊リスクを高めてしまいます。
北海道の注文住宅でできる5つの湿気対策
注文住宅の湿気は、放置しておくと家自体に深刻な影響を与えますが、日頃の対策で発生リスクを大幅に減らせます。
ここでは、北海道の注文住宅でできる5つの湿気対策を具体的に紹介します。
いずれも難しい方法ではないので、ぜひ取り入れてみてください。
除湿器や布団乾燥機を使用する
部屋干しが多い北海道では、洗濯物が多いほど室内に湿気が溜まりやすくなります。
湿度を適切に保つために、除湿器を使って湿気を取り除くことが大切です。
除湿器を使えば、推奨されている室内湿度(50%以下)を維持できます。特に、梅雨の時期や冬など、洗濯物を外に干せない時期に有効です。北海道では布団も外に干せないため、布団を洗う時は布団乾燥機を使用しましょう。
24時間換気システムを導入する
北海道の注文住宅では、定期的に窓を開けて換気することが湿気対策になります。しかし、それ以上に効果が大きいのは、24時間換気システムの導入です。
24時間換気システムとは、住宅の空気を24時間体制で自動的に換気するシステムです。このシステムを稼働させれば、常に新鮮な空気を取り入れられるため、室内に湿気がこもらず、快適な湿度を保てます。
調湿剤を使用する
湿気対策には、シリカゲルや炭などの調湿剤の使用も効果的です。調湿剤は、室内の余分な湿気を吸収し、湿度が低いときには湿気を放出する機能をもちます。
特に、床下の湿気対策に有効なので、腐朽菌やシロアリの発生防止にも役立ちます。
水蒸気が発生する暖房器具を使わない
ストーブやファンヒーターのような暖房器具は水蒸気を発生させるので、使用を避けましょう。
室内の湿気が気になる時は、除湿機能付きエアコンなどを活用するのがおすすめです。
結露の発生を抑える
湿気の多さから結露が発生すると、さまざまなデメリットが生じます。湿気同様、家屋の劣化やシロアリの発生、健康被害などのリスクが生じる恐れがあるため、結露対策も実施しましょう。
カビ対策やカビが生じた際の対処法は以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
内部リンク:大切な家をカビから守る!注文住宅で実践したい湿気&結露対策
北海道の注文住宅で快適に過ごすためには湿気対策が必要
湿気は家の寿命を縮め、健康被害をもたらします。北海道の注文住宅で快適に過ごすためには、日頃の対策が必要です。
北海道は気候条件から湿気が生じやすい地域なので、除湿器の使用や24時間換気システムの導入、結露防止など、さまざまな方法で湿気の発生を抑えましょう。
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