こんにちは、川上技建です🌳
北海道の苫小牧市で住宅の新築工事、リノベーション工事、リフォーム工事、アパートなどの設計・施工を手がけています。
今回は、ロードマップの中では紹介しきれなかったテーマを「工務店やハウスメーカーとの契約までの流れ」と「注文住宅が完成してから引き渡しまでの流れ」をチェックポイントにも触れながら詳しく解説します。
▼注文住宅を建てるまでの全体の流れについて知りたい人はこちら!
【注文住宅を考えている人必見!】まず何から始めたらいい?注文住宅完成までのロードマップ
▼目次
工務店やハウスメーカーとの契約までの流れ
注文住宅を建てる際には、主に以下の3ステップで契約を締結します。
1.初回相談
2.提案書・見積りの確認
3.契約内容の確認・契約締結
ここからは各ステップを詳しく解説します。
初回相談
最初のステップは、工務店やハウスメーカーとの初回相談です。
事前準備として、希望する家のデザインや間取り、予算、完成希望時期など、自分たちの希望や条件を明確にしておきましょう。
■準備の例
工務店やハウスメーカーは、注文住宅が完成するまでの長い期間、相談しながら進めていく大事なパートナーとなります。自分たちの希望を伝えるだけでなく、工務店やハウスメーカーの担当者が信頼できるかどうか、対応もしっかりチェックしましょう。
もし相談先が決めきれない場合は、SUUMOの無料相談カウンターなど、第三者から家造りのアドバイスがもらえる場所に行ってみるのもおすすめです。
アドバイスがもらえるだけでなく、条件に合った会社も紹介してくれます。
提案書・見積もりの確認
初回相談の後、工務店やハウスメーカーから予算に合わせた提案書やおおよその見積もりが提示されます。
会社を比較・検討するためにも、気になる会社がある場合は、提案書や見積書を作成してもらいましょう。
提案書や見積書のチェックポイントは以下の通りです。
✅提案書の内容:提案される家のデザインや間取り、使用する建材などの詳細が書かれているか
✅見積もりの内訳:工事費用や設備費用、諸経費などが含まれているか、明確な内訳が提示されているか
ここまでは概算での見積書になるので、施工会社が決定したら仮申込をして、詳細のプランを決めていきます。
会社によっては仮申込の際に、申込金が必要となる場合があります。
ただし、本契約ではないので、いつでもキャンセルできる契約です。
契約内容の確認・契約
提案書や見積書を通して依頼する会社が決まったら「工事請負契約」を結びます。
工事請負契約とは、工務店やハウスメーカーとの間で交わされる重要な書類で、工事の内容や条件、双方の責任範囲が明確に記されています。
工事請負契約を結ぶと、契約後に契約をキャンセルする場合は違約金がかかり、追加工事が発生した場合は追加の費用が請求されます。
書類にはしっかりと目を通し、疑問点がない状態にしたうえで契約書にサインしましょう。
工事請負契約書のチェックポイントは以下の通りです。
✅工事内容:工事の範囲や具体的な作業内容が明記されているか
✅工期:工事の開始日と完了予定日が記載されているか
✅費用:工事費用の総額や支払いスケジュールが明示されているか
✅保証内容:保証期間や保証の対象範囲が記載されているか
✅解約条件:契約解除の条件や違約金の有無が記載されているか
特に工期が遅れた場合の保証内容や費用に関すること、工期中に発生した自然災害による被害があった場合の保証など、保証に関する内容は重点的にチェックしましょう。
ここまで契約までの流れをご紹介してきました。
川上技建でも無料相談を実施しておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください!
住宅の完成と施主検査
家が完成したら、内装や外装、設備に不具合がないかどうか、最終確認を行います。
この最終確認を「施主検査」といいます。
施主検査のチェックポイント
施主検査は、工務店やハウスメーカーの担当者と一緒に行います。
事前にチェックリストを用意し、細部まで確認することが大切です。
施主検査のチェックポイントは以下の3つです。
✅図面のチェック:図面通りに設計されているかどうか
✅内装や外装の仕上がり:壁や床など、傷や汚れ、ひび割れなどがないかどうか、家に傾いている場所がないかどうか
✅設備の動作確認:キッチン、バスルーム、トイレなどの設備が正しく動作するかどうか、水漏れや不具合がないかどうか
施主検査で見つかった不具合は、引き渡し日までに修理・修繕をしてもらいます。
引き渡し日には、設主検査で指摘した点が直っているかどうかを再確認しましょう。
引き渡しから引っ越しまで
住宅が完成し、施主検査が無事に終了すると、約1週間〜10日後に住宅の引き渡しがあります。
住宅の引き渡しから1週間〜2週間後に新居に引っ越すのがおすすめです。
ここからは引き渡しの流れについて解説します。
引き渡しの流れ
住宅ローンを組んで注文住宅を建てた場合は、住宅の引き渡し日に銀行で決済手続きを行います。住宅ローンを利用する金融機関の担当者とハウスメーカーや工務店の担当者が同席して決済手続きをすることで、住宅ローンの融資が開始されます。
加えて、取得した不動産の登記を行うために司法書士も同席します。
司法書士は、銀行や売主側(ハウスメーカーや工務店)が指定した方が同席するのが一般的です。
当日は以下の順番で手続きが進みます。
1.司法書士が書類を確認し、銀行が売主に住宅の購入資金を送金する
2.司法書士が登記を行う
登記とは、土地や建物の所有する権利を登録する手続きのことで、決済当日に登記を行うことで物件を所有する権利が購入者本人に移転します。
無事に購入資金の支払いが完了したら、鍵を受け取り、引き渡しの手続きが終了します。
登記を行った当日に家の権利が購入者自身に移転するので、万が一に備えて、引き渡し日より前に火災保険の契約を済ませておくと安心です。
注文住宅のご相談なら川上技建へ!
苫小牧市で注文住宅を検討している方はぜひ1度川上技建へご相談ください。
川上技建はお客様に対して必ず専任の担当者がつきます。
また、自社一貫対応と完全オリジナルな住宅を実現できる点を強みとしています。
ご相談から完成・お引き渡しまでの流れは以下の通りです。
初回のご相談にかかる時間はおよそ1時間半~2時間です。予約にて承っておりますので、下記のお問い合わせフォームからご予約ください。
住宅に関するご相談を幅広く承っておりますので、何でもお気軽にご相談ください。