新築住宅のキッチンをもっと快適に!食洗機の種類とビルトイン型の魅力

こんにちは、川上技建です🌳

北海道の苫小牧市で住宅の新築工事、リノベーション工事、リフォーム工事、アパートなどの設計・施工を手がけています。


食洗機は家事の負担を軽減し、忙しい毎日をサポートしてくれる便利な家電ですが、「どの食洗機を選べばいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。


そこで今回は、創業30年以上の実績を誇る川上技建が、あなたの疑問をスッキリ解決できるよう、食洗機の種類や特徴を分かりやすく解説します。


 食洗機とは?

 食洗機の種類とは

 新築住宅におすすめ!ビルトイン型の魅力とは?

 新築住宅で食洗機を選ぶ際に気をつけるポイント


これから家づくりを進める方にとって、参考になるはずです。ぜひ最後まで読んで、理想のキッチンを完成させましょう!



▼目次


 食洗機とは?

  食洗機の3つのメリット

  食洗機の2つのデメリット

  食洗機が向いている人

 食洗機の種類とは

  ビルトイン型(深型・浅型)の特徴とおすすめポイント

  卓上型の特徴とおすすめポイント

 新築住宅におすすめ!ビルトイン型の魅力とは?

  ビルトイン型|フロントオープン式の食洗機

  ビルトイン型|スライドオープン式の食洗機

  ビルトイン型設置に必要なスペースと工事の流れ

 新築住宅で食洗機を選ぶ際に気をつけるポイント

  設置スペースの確認

  電気代・水道代などランニングコストをチェック

  メンテナンスや耐久性をチェック

 まとめ|ぴったりの食洗機を選んで快適な暮らしを実現しよう



食洗機とは?


食洗機には、キッチンに組み込むビルトイン型と、台の上に置く卓上型の2種類があります。ビルトイン型は見た目がスッキリするだけでなく、家全体のデザインに統一感が出るため、注文住宅に人気の選択肢です。


ここからは、



について詳しく解説します。



食洗機の3つのメリット


食洗機には、毎日の暮らしを快適にする多くの魅力があります。


1.家事を効率化して時間を節約できる

食洗機に食器をセットするだけで、自動で洗浄・乾燥まで完了します。忙しい平日や疲れた夜でも、スイッチを押すだけで手洗いの手間を省けるのが魅力です。


2.水の使用量が減らせる

食洗機は手洗いに比べて少ない水量で洗浄できます。特に省エネ型や節水型のモデルを選べば、長期的な水道代の節約にもつながります。


3.衛生面での安心感が得られる

高温での洗浄・乾燥によって、手洗いでは落としにくい油汚れや細菌をしっかり除去します。清潔さを保てるだけでなく、小さなお子さんがいる家庭でも安心して使用できます。


食洗機は、時間の節約や経済性、そして衛生面の安心を兼ね備えた、現代の暮らしを支える頼れる家電です。



食洗機の2つのデメリット


食洗機は家事の強い味方ですが、導入前に知っておきたいデメリットも存在します。以下に、食洗機の主なデメリットを2つご紹介します。


1.初期費用と設置スペースの確保が必要

食洗機の導入には、本体価格に加え、設置費用も考慮する必要があります。特に、ビルトイン型の食洗機は、キッチンの設計段階で設置スペースを確保していないと、後からの設置が難しくなるケースがあります。


2.全ての食器に対応していない場合がある

食洗機は便利ですが、全ての食器を洗えるわけではありません。特に、以下のような食器は食洗機での洗浄には不向きです。


  • 木製食器:水分を吸収しやすく、変形や劣化の原因になる
  • 漆塗り食器:表面の塗膜が剥がれる


また、上記以外の食器を購入する際は「食洗機対応」の商品を選びましょう。対応していない食器を食洗機で洗ってしまうと、庫内で破損するおそれがあります。



食洗機が向いている人


食洗機は、日々の家事を効率化してくれる便利な家電ですが、特に以下のような方におすすめです。


1.家事の負担を軽くしたい方

仕事や育児で忙しい毎日を送っている方は、少しでも家事の負担を減らしたいと思うのではないでしょうか。食洗機は、食器洗いの時間を大幅に短縮してくれるため、その分の時間を他の家事や休息、趣味の時間に充てられます。


2.食器の量が多い家庭

家族が多い家庭や来客の多い家では、毎回の食器洗いが大変です。食洗機を活用すれば、1回で大量の食器を洗えるため、家事の負担を減らせます。新築時にビルトイン型を採用すれば、効率的かつ見た目もすっきりしたキッチンになります。


3.水道代を節約したい方

食洗機は、手洗いに比べて使用する水の量を抑えられるため、水道代の節約にもつながります。特に節水型の食洗機を選ぶことで、より効果的に水道代を節約できます。


食洗機は、暮らしの中で「もっとラクに、もっと快適に」を叶えたい方にぴったりの家電です。




食洗機の種類とは


食洗機には主に「ビルトイン型」と「据え置き・卓上型」の2種類があります。

ここでは、



をご紹介します。



ビルトイン型(深型・浅型)の特徴とおすすめポイント


画像参照:川上技建 北栄町 モデルハウス


ビルトイン型の食洗機は、キッチンにすっきりと収まり、見た目にも機能面でも人気の高いタイプです。深型(ディープタイプ)と浅型(ミドルタイプ)の2種類があり、それぞれに異なる特徴とメリットがあります。以下の表で違いを分かりやすくまとめました。

キッチンの広さや家族構成に合わせて、最適なビルトイン型を選んでください。



卓上型の特徴とおすすめポイント


卓上型の食洗機は、コンパクトで設置しやすく、少人数の家庭に最適なタイプです。一人暮らしやカップル、小さな子どものいる家庭など、必要最低限の食器を効率よく洗いたい方におすすめです。また、購入後すぐに使える手軽さや、引っ越しの際に簡単に持ち運べる点も魅力です。


また、新築時にビルトイン型を設置しなかったとしても、ライフスタイルが変化したタイミングで卓上型を導入するという選択もできます。



新築住宅におすすめ!ビルトイン型の魅力とは?


ここでは、



について詳しく解説します。



ビルトイン型|フロントオープン式の食洗機


フロントオープン式は、扉を手前に倒して食器を収納するタイプです。大容量で家族が多い家庭や、来客が多いご家庭に適しています。

画像出典:パナソニック ショールーム 札幌


特にPanasonicのフロントオープンタイプは魅力的なポイントがたくさんあります。


1.約12人分(1日分相当)の食器を一度に洗える

1日に使用する食器をまとめて洗浄できるため、家事の手間を大幅に削減できます。

画像出典:Panasonic「幅60 cmフロントオープンタイプ NP-60EF1W」


2.ヒーター乾燥で洗った後も清潔

洗浄後は高温のヒーター乾燥で仕上げるため、菌の繁殖を抑え、衛生的です。


3.3つのノズルで強力洗浄で予洗い不要

3つのノズルが効率よく食器全体をカバーするため、汚れをしっかり落とします。予洗いの手間が省けるのも嬉しいポイントです。

パナソニックのフロントオープン式の食洗機は、12人分の食器が入る大容量や高温ヒーター乾燥、予洗い不要の強力洗浄機能が魅力で、家事の負担を大幅に軽減します。



ビルトイン型|スライドオープン式の食洗機


スライドオープン式は、引き出しのように手前にスライドさせるタイプです。省スペース設計で使いやすく、調理中でもスムーズに食器を片付けられる利便性があります。



ビルトイン型設置に必要なスペースと工事の流れ


新築住宅にビルトイン型の食洗機を導入する場合、設計段階から計画を立てましょう。深型は奥行き60cm以上、浅型は奥行き45cm以上必要です。キッチン全体のスペースを考えた上で、食洗機の設置が可能かどうかを確認しましょう。


また、理想の食洗機を見つけるにはショールームを訪れるのが一般的です。気に入った食洗機を見つけたらデザインやサイズが一致するかどうかをショールームのスタッフに相談します。その後、設計士と相談し、選んだキッチンのスペースと家全体の設計に問題がないかを確認します。


もし、注文住宅建築時に食洗機の設置を見送った場合は、将来的に必要になった時に卓上型の食洗機を空いたスペースに設置できます。注文住宅建築時は、将来のライフスタイルの変化を考慮し、食洗機を設置するかどうかを検討しましょう。




新築住宅で食洗機を選ぶ際に気をつけるポイント


新築住宅で食洗機を選ぶときは、設置スペースやランニングコストなど、さまざまな要素を考慮する必要があります。



それぞれのポイントを詳しく解説します。



設置スペースの確認


食洗機を設置するには適切なスペースを確保する必要がありますが、注文住宅なら設計段階で自由に計画できます。ビルトイン型を選べば、キッチンにすっきりと収まり、キッチン周りのデザインの邪魔をしません。


  • 深型タイプ:奥行き60cm以上あれば設置可能で、家族全員分の食器を一度に洗えます。
  • 浅型タイプ:奥行き45cm以上で設置可能で、スペースが限られている場合に便利です。


もしスペースが心配なら卓上型も検討できます。小さなキッチンにも簡単な工事で設置できます。



電気代・水道代などランニングコストをチェック


「電気代が気になる…」という声もありますが、実は手洗いよりも水道代を節約できるケースが多いです。食洗機は効率よく少量の水で洗浄できるため、環境にも優しく、結果的に家計にも優しい家電です。


さらに、最新モデルは省エネ性能が高く、エコモード搭載のものを選べば電気代を抑えられます。年間のコストをイメージしやすいように、メーカーのカタログや公式サイトでシミュレーションしてみるのもおすすめです。



メンテナンスや耐久性をチェック


食洗機を快適に長く使うためには、メンテナンス性や耐久性も重要です。最近のモデルはフィルター掃除が簡単で、庫内も汚れがつきにくい材質が採用されています。また、定期的なメンテナンスで快適に長期間使用できます。


食洗機がある生活は、単に家事を効率化するだけでなく、毎日の時間にゆとりを生み出します。例えば、手洗いにかかっていた10〜20分の時間を、家族と過ごしたり、趣味に使ったりすることができます。また、高温洗浄や乾燥機能によって、手洗いよりも衛生面で安心な状況を手に入れられるのです。


将来の暮らしをより快適で豊かなものにすることができる便利な家電なので、少しでも気になる方はぜひ検討してみてください!




まとめ|ぴったりの食洗機を選んで快適な暮らしを実現しよう


食洗機は、家事の負担を軽減し、暮らしをより快適にしてくれる頼もしい家電です。新築住宅の場合、設計段階で設置スペースやランニングコスト、メンテナンス性をしっかり考慮し、自分のライフスタイルや家族構成に合ったモデルを選びましょう。また、ショールームや工務店に相談するのも効果的です。


「注文住宅の相談ってどうしたらいいの…?」

「ちょっとした質問でも大丈夫なの…?」


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