冬に新築住宅を建てるなら!北海道でも理想の住まいを実現しよう

こんにちは、川上技建です🌳

北海道の苫小牧市で住宅の新築工事、リノベーション工事、リフォーム工事、アパートなどの設計・施工を手がけています。


北海道の冬の時期に新築住宅を着工するリスクが気になる方も多いのではないでしょうか。冬季着工には、デメリットだけでなくメリットもたくさんあります。たとえば、湿気が少ない環境が木造建築に適していることや、春先の引越しスケジュールに合わせやすい点です。


そこで今回は、創業30年以上の実績を誇る川上技建が、冬季着工のメリット・デメリットを詳しく解説するとともに、北海道のような寒冷地で安心して工事を進めるための具体的なポイントをご紹介します。


【新築住宅】冬の着工は他の季節と比べてどう違う?

北海道の冬に強い基礎づくりのポイント

冬の新築工事に関するよくある質問


冬ならではの特性を理解し、理想の新築住宅を手に入れるためのヒントを見つけてください!



▼目次


 【新築住宅】冬の着工は他の季節と比べてどう違う?

  冬季着工ならではのメリット

  冬季着工ならではのデメリット

 北海道の冬に強い基礎づくりのポイント

  冬の寒さでも安心!寒中コンクリート工法とは?

  凍結を防ぐための基礎工事の工夫

 冬の新築工事に関するよくある質問

  冬に着工しても工事のスケジュールは大丈夫?

  冬に着工するとき、追加の費用は必要?

  冬の工事スケジュールはどう組むと安心?

まとめ|対策をすれば冬季も着工できる!特に木造はおすすめ



【新築住宅】冬の着工は他の季節と比べてどう違う?


冬に新築住宅の着工を検討する場合、他の季節とは異なるメリットとデメリットがあります。計画を進める際には、それぞれの内容をしっかり把握し、自分に合ったタイミングでの着工を検討しましょう。



冬季着工ならではのメリット


冬季に着工するメリットを3つ紹介します。


1.春先の引越しに間に合うスケジュールが組みやすい

冬に基礎工事を始めると、雪解けの春までに主要な作業を終えられます。その後の仕上げ作業を4月までに完了させる流れが組みやすく、春の引越しシーズンに間に合いやすいのが魅力です。


新生活のスタートとタイミングを合わせやすいため、4月から新しい学校や職場での生活が始まる方にとって理想的です。


ただし、外構工事は雪解け後の5月あたりからしか実施できないため、外構まで工事を希望する場合は、新居に引っ越し後に行います。


2.冬季は施工業者が比較的落ち着いており、柔軟に対応してもらえる可能性が高い

冬は建築業界で着工件数が減る時期です。春から秋の繁忙期と比べると、施工業者のスケジュールに余裕ができ、希望する業者を予約しやすくなります。


さらに、急な変更や細かな要望にも柔軟に対応してもらいやすくなるのも冬のメリットです。例えば、「着工を早めたい」「追加でオプションを入れたい」といったリクエストにも応じてもらえるかもしれません。


3.湿気が無いため木造建築に適している

冬季は湿気が少ないため、木材が乾燥しやすく、木造建築に最適な環境です。湿気による木材の膨張や歪みのリスクを抑えられるため、高品質な木造住宅を建てやすい時期といえます。


冬季着工は、春に新生活をスタートさせたい方にとって絶好のタイミングです。また、湿気が少ない冬は木材が乾燥しやすく、高品質な木造住宅を建てる絶好の環境です。家づくりにこだわりたい方や、理想のスケジュールで工事を進めたい方には、冬季着工がおすすめです。



冬季着工ならではのデメリット


冬季着工には、デメリットも存在します。


下記4つのデメリットも把握した上で、冬季着工を検討しましょう。


1.除雪や凍結対策のための費用が追加で発生する

冬の建設現場では、雪かきや除雪機の使用、防寒シートの設置が必要です。費用を考慮し、予算を多めに見積もっておきましょう。

川上技建は年間を通して冬の追加費用はいただいておりませんので、ご安心ください。


2.天候不良による工事スケジュールの遅れが懸念される

暴風雪や急激な気温低下の影響で、作業が一時中断する可能性があります。特に、基礎工事やコンクリート打設は気温に大きく左右されるため、計画通りに進まないことも想定しておきましょう。


作業員の安全確保が難しくなるケースがあり、工事の効率が下がる可能性がある

冬は雪や氷によって足場が滑りやすくなります。安全対策のため全体の進捗が遅れる可能性もあります。また、低温下での作業は作業員の疲労を増加させ、作業効率が低下する傾向にあります。


3.工事現場の凍結防止対策が必要

基礎工事では、凍結を防ぐために保温シートやヒーターを使用する必要があります。凍結防止の手間が増え、費用も加算される可能性があることを考慮しておく必要があります。


新築住宅を冬季に着工するにはメリットとデメリットがあり、それぞれの特徴を理解して選択することが大切です。


メリットとしては、スケジュールが組みやすく、施工業者の柔軟な対応を期待できることや、木材が乾燥しやすい冬ならではの高品質な木造住宅が建てられる点が挙げられます。


一方、除雪費用や凍結対策の手間、天候不良によるスケジュール遅延といったデメリットも考慮する必要があります。

ただし、川上技建では冬の追加費用をいただかないため、費用面の不安を軽減できます。


冬季ならではの環境を活かしながら、計画的に工事を進め、理想の住まいづくりを実現しましょう。




北海道の冬に強い基礎づくりのポイント


寒冷地では、コンクリートが凍結してしまうと、強度が低下し、建物の安全性に問題が生じるおそれがあります。


ここからは、



について解説します。



冬の寒さでも安心!寒中コンクリート工法とは?


寒冷地の冬季では、コンクリートが凍結してしまうと基礎の強度が低下するリスクがあります。寒中コンクリート工法では、低温下でも適切に硬化できる特別な配合を用いて施工する技術です。寒中コンクリート工法により、寒さが厳しい環境でも基礎工事を安全に進められます。


・凍結防止剤の使用

コンクリートに混ぜる水の量を減らし、凍結を防ぐ薬剤を加えることで、氷点下でも硬化を妨げません。


・特殊な混合材の活用

セメントの反応を早める成分を追加することで、低温でも硬化のスピードを確保します。


・コンクリートにお湯を入れて混ぜる

コンクリートにお湯を入れて凍結を防ぎます。ただし、基礎工事の費用は夏期間に比べ三割ほど高くなります。


冬季に適した寒中コンクリート工法を活用することで、厳しい寒さの中でも安心して基礎工事を進められます。計画段階で施工業者と相談し、適切な方法を選び、高品質な基礎づくりを実現しましょう。



凍結を防ぐための基礎工事の工夫


北海道では「日平均気温が4℃以下になることが予想される場合には、寒中コンクリートとしての施工を行わなければならない」といった決まりがあります。


川上技建は、この基準の他に気温が5度を下回る際には凍結を防ぐ対策をしています。

凍結を防ぐためには、施工前から施工後までの徹底した対策が重要です。


<施行前の準備>

雪や氷を完全に取り除いた上で、基礎地盤が凍らないようにシートや保温材を敷きます。また、地面を凍らせないため、防寒シートや保温材を使用します。これにより、基礎の耐久性を損なうリスクを未然に防ぎます。


<施行中の工夫>

気温が安定している時間帯を選んでコンクリートを打設します。施工後には保温シートやヒーターを活用し、コンクリートの凍結を防ぎます。


<施工後の対策>

基礎が完成した後も、乾燥過程で凍結が起きないように適切な温度を保ちます。必要に応じて、仮設テントで現場全体を囲み、ヒーターを使って一定の暖かさを保ちます。これにより、基礎のひび割れや劣化を防ぎます。


凍結を防ぐための対策を講じれば、寒冷地でも基礎工事の品質を保ち、安全で長持ちする住宅が建てられます。安心して工事を進めるためにも、事前に施工業者と十分に相談しましょう。




冬の新築工事に関するよくある質問


ここでは、お客様からいただくよくある質問をご紹介します。



冬に着工しても工事のスケジュールは大丈夫?


冬季に新築工事を着工する場合、「天候の影響でスケジュールが遅れるのでは?」と不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、施工業者は降雪や低温によるリスクを考慮した計画を立てるため、大幅に予定が遅れることは少なく、安心して工事を進められるケースがほとんどです。


また、冬季の工事では、以下のような工夫を行い、天候リスクに対応しています。


・仮設テントの活用

工事現場を仮設テントで囲むことで、雪や風の影響を防ぎ、安定した作業環境を整えます。


・効率的な作業スケジュール

天候が良い日を選び、集中的に作業を進めることで工事をスムーズに進行します。


特に北海道では冬季の施工に関して多くの実績があります。このような地域で培われた経験を活かし、適切な対応ができる業者が多いことも安心材料の一つです。


冬季に工事を検討している方は、ぜひ川上技建にご相談ください。



冬に着工するとき、追加の費用は必要?


冬季の工事では、雪などへの対策が必要なため、工務店によっては追加費用が発生する場合があります。


<主な追加費用の例>

・除雪作業や凍結防止剤の使用

工事現場の雪かきや、地面が凍らないようにする凍結対策にかかる費用です。


・防寒シートや仮設暖房機の使用

建設現場を適温に保つため、防寒用のシートや暖房設備の設置にもコストがかかります。


川上技建(苫小牧)で冬に注文住宅を建てた場合は、追加料金は発生いたしませんので、ご安心ください。



冬の工事スケジュールはどう組むと安心?


冬季に工事を進める際には、天候や気温の影響を考慮したうえで余裕をもったスケジュールを立てることが大切です。


・余裕のあるスケジュールを作成

施工業者としっかり話し合い、降雪や低温の影響を考慮したスケジュールを立てましょう。遅れが発生しても対応できるように、余裕を持たせることが大切です。


・天候リスクへの対応

降雪量が多い地域では、除雪作業に必要な時間を計画に組み込みます。また、コンクリート打設や温基礎工事は、気温が安定している日を選んで実施することで、品質を確保できます。


・進捗管理と連携の強化

定期的にミーティングを設け、進捗状況や天候の影響を確認します。施工業者との密な連携を保つことで、急な変更にも柔軟に対応できます。


計画的なスケジュール作りと天候リスクへの備えを徹底することで、冬季の工事も安心して進められます。施工業者と連携を密にしながら、理想の住まいを完成させましょう。




まとめ|対策をすれば冬季も着工できる!特に木造はおすすめ


北海道のような寒冷地では、寒中コンクリート工法などの凍結を防ぐ工夫によって、安心して工事を進められる体制が整っています。冬季であっても寒さによる基礎の劣化やひび割れを防ぎ、高品質な住宅を建てられます。また、湿気が少ないため木造住宅を検討している方にとっては、冬は家を建てるのに最適な季節です。


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