こんにちは、川上技建です🌳
北海道の苫小牧市で住宅の新築工事、リノベーション工事、リフォーム工事、アパートなどの設計・施工を手がけています。
寒い季節になると、水道管の凍結や破裂のトラブルが増えてきます。特に、気温が氷点下になる地域では、事前に対策をしておかないと、水が出なくなるだけでなく、修理費用がかかることも。最悪の場合、破裂してしまい、大きな被害につながるケースもあります。
そこで今回は、創業35年以上の実績を誇る川上技建が、水道管の凍結・破裂を防ぐ方法について、以下のポイントを具体的にわかりやすく解説します。
事前に対策を知っておけば、水道管の凍結や破裂のリスクを大幅に減らせます。寒さが厳しくなる前に、ぜひチェックしてみてください。
水道管の凍結対策を含めた住宅のご相談は、ぜひ川上技建までお気軽にお問い合わせください。
▼目次
水道管が凍結する原因とは?
寒くなると、「水道が急に出なくなった!」というトラブルが増えてきます。その原因のひとつが、水道管の凍結です。特に気温が-4℃以下になると、水道管の中にある水が凍りやすくなります。
日常生活のなかで水道を使わない時間が長くなると、水は動きを止めてしまい、そのぶん凍りやすくなります。旅行や帰省で家を留守にするときや、夜間の冷え込みが厳しいときほど、気をつけなければなりません。
また、水道管の設置場所によっても凍結のリスクは変わります。屋外にむき出しになっている配管や、日陰で冷たい風が当たりやすい場所の水道管は、特に冷え込みやすい傾向があります。
水道管が凍結しやすい条件
水道管が凍結しやすいかどうかは、その材質や設置環境によっても大きく変わります。
断熱材が施されていない水道管は外気温の影響を受けやすく、凍結のリスクが高まります。特に、屋外や北向きの壁に沿って設置されているものは、寒さにさらされやすいため注意が必要です。
地面に埋められていない配管も冷え込みの影響を受けやすく、寒冷地では凍結する可能性が高くなります。また、細い水道管は内部の水の量が少ないため、冷え込みが早く、凍結しやすい傾向があります。
水道管の凍結を防ぐ!効果的な予防策
水道管の凍結を防ぐには、事前の対策がとても重要です。
特に気温が氷点下になる日が続くときは、しっかりとした対策をしておけば、大きなトラブルを未然に防げます。
配管を保温する
水道管の凍結を防ぐには、しっかりと保温することが大切です。特に寒さが厳しい地域では、断熱材や発泡スチロールを巻き付けるだけで、外気の影響をかなり抑えられます。
ホームセンターなどで手に入る保温チューブを使えば、より手軽に対策できますし、見た目もすっきりします。最近の給湯器には、配管を自動で温める凍結防止機能が搭載されているものもあるので、事前に設定を確認して活用するのがおすすめです。
水を少量流し続ける
水が流れている状態だと、凍結するリスクは格段に下がります。特に夜間や長時間家を空けるときは、蛇口を少し開けて水をポタポタと流し続けるだけでも効果があります。水道代は多少上がりますが、万が一破裂してしまったときの修理費用を考えれば、はるかに経済的な対策といえるでしょう。
水抜きをする
長期間家を空けるときは、水抜きをしておくのが安全な対策のひとつです。水抜き栓を閉めて、蛇口を開ければ、水道管の水を完全に排出できます。特に寒冷地では一般的な対策で、凍結のリスクを大幅に減らせます。
もし水道管が凍結したら?解凍方法を解説
万が一、水道管が凍結してしまった場合は、適切な方法で解凍することが大切です。
誤った方法で解凍すると、水道管が破裂する危険もあるため、慎重に対応しましょう。
タオルを被せてぬるま湯をかける
急激な温度変化を与えると、水道管が破裂する危険があります。そのため、熱湯ではなく、ぬるま湯をゆっくりかけて解凍しましょう。タオルを巻いてからぬるま湯をかけると、じんわりと温められ、破裂のリスクを抑えながら解凍できます。
ドライヤーやカイロを活用して温める
ドライヤーの温風を当てたり、カイロを巻き付けたりする方法も有効です。ただし、カイロを使う際は火傷に注意し、直接触れないようにしましょう。
ストーブや暖房をつけて自然に溶けるのを待つ
すぐに解凍する必要がなければ、室温を上げて水道管の周囲を温め、自然に解凍させるのもよい方法です。即効性はないものの、安全に解凍できます。
水道管が破裂してしまったときの対処法
水道管が破裂すると、大量の水が漏れ出し、被害が広がる可能性があります。被害を最小限に抑えるため、素早く対処しましょう。
早めの対応が肝心なので、いざというときに備えて対処法を確認しておくことが大切です。
すぐに元栓を閉める
水道管が破裂したら、最初に家の元栓を閉めて水の流れを止めましょう。元栓は、水道メーターのボックス内や屋外の地面に設置されていることが多いので、事前に場所を確認しておくと安心です。
水道業者へ連絡する
破裂した水道管の修理には専門的な技術が必要です。早めに水道業者へ連絡しましょう。賃貸住宅なら、まず管理会社や大家に相談するのが適切です。
応急処置で水漏れを防ぐ
応急処置として、ビニールテープや布を巻いて一時的に水漏れを抑える方法があります。タオルを巻き、その上からビニール袋で固定すると、さらなる漏水を防げます。
水道管凍結・破裂の修理費用はどれくらい?
水道管が凍結してしまった場合、解消にかかる費用は状況によって異なります。軽い凍結なら、自分で解凍できることもありますが、専門業者に依頼すると数千円〜1万円程度かかるのが一般的です。
一方で、水道管が破裂してしまうと、修理費用は大幅に上がります。破損の程度や修理内容によって変わりますが、2〜10万円以上かかるケースもあります。特に、壁や床の内部にある水道管が破裂すると、修理のために壁を開ける必要があり、費用がさらに高くなることもあります。
また、修理費用だけでなく、水漏れによる二次被害にも注意が必要です。床や壁が水浸しになってしまった場合、リフォーム費用が発生することもあるため、事前の対策をしっかり行い、凍結や破裂を未然に防ぐことが大切です。
冬の水道トラブルを防ぐために今すぐ対策をしよう!
寒さが厳しくなると、水道管の凍結トラブルが増えてきます。特に 気温が-4℃を下回ると、凍結のリスクが一気に高まるため、しっかりと備えておくことが大切です。
配管を保温する、水を少し流し続ける、水抜きをするなどの対策をしておけば、凍結を未然に防ぎ、水道が使えなくなるリスクを大幅に減らせます。
それでも万が一、水道管が破裂してしまった場合は、すぐに元栓を閉めて水の流れを止め、水道業者に相談しましょう。 早めの対応が被害を最小限に抑えるポイントです。
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川上技建は創業から30年以上、北海道苫小牧市を拠点に活動しています。ご相談から設計・施工まで自社による一貫対応を強みとしています。
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